今日はラブホで・・・「ねぇちゃん!出ちゃうよ!-6」
ねぇちゃんと酒を飲みに行ってから一ヵ月後が過ぎた。相変わらずねぇちゃんは仕事で忙しく親族の法事にも顔を出さない。
見かねたお袋が電話するがまったく出ないらしい…
そこで俺に役がまわってきた。「おねぇちゃんに電話しなさい」と
お袋のご命令。
「もしもし?ねぇちゃん?」
「あっ?モシモシ?サトシ?」
「そうだよ!なんでお袋の電話でねぇんだよ!」
「えっ?だって今空港だもん、仕方ないじゃん!」
どうやら支店長が社員5人引き連れて海外視察。
秘書?のねぇちゃんも同行って話らしい。
「おぃ!ばあちゃんの13回忌だぞ!」
「えぇ!う~んと、明日実家帰るって伝えといて!」
「おぅ、お袋に伝えとく」
「それよりサトシ!」
「ん?」
「今日暇?」
「まぁ…暇だけど…何?」
「呑みに行かない?」
「まぁいいけど…」
「じゃぁ後で電話する!じゃね!」
姉貴のこの「呑みに行かない?」は「Hしない?」に都合がよく脳内変換。
電話をうけ駅に向う夜7時。
じゅぅじゅぅ煙るやきとり煙に負けじと食べる二人。
「んで?ねぇちゃん何処行ってきたの?」
「ヴェトナ~ムよ!」お前もう酔ってんだろ!
二時間後。
ねぇちゃん泥酔。自分で歩けよ!
夜道をふらふらしながら歩く、道の両側にはラブホテル。
「サトシ!今日はココで泊まるか?」
「なに言ってんだおぃ!」
するりと腕がほどけると勝手に入口方向へ向う姉貴。
「おぃおぃ!ねぇちゃん!ダメだったら!」
「いいじゃんよぉ~」
「ダメだって!家ならまだしもラブホはダメ!」
「なんでよ~ほらっ行くよ」
「ねぇちゃん飲みすぎなんだよ相変わらず!なんかあったの?」
「行けばわかるw」人の話を聞け!
ラブホ門前で押し問答してる二人はかなり怪しく写ったであろう。
ねぇちゃんに無理やり引っ張られて強引にボタンの並ぶロビーに。
「これにしようサトシ!」
「おぃ!んな部屋いいから帰ろうよ」
ポチッ!イラッシャイマセ…バンゴウノオヘヤヘオハイリクダサイ…
おーいコンピューター!今の取り消しだ!勝手に押すな姉貴!
「早くしろよサトシ!」ここで切れるなよ!
「まじかよ…」
「豪華だよこの部屋!サウナって書いてあるよ!」
「・・・」諦めモード決定。
エレベーターで昇ってく間もフラフラしてる姉貴を支えて
なんか酔った女を騙して「なにもしない!」とか言いながら
連れ込んだ様な気がしてならない。
部屋は綺麗で広く、バスルームもジャグジー付でミストサウナボタンとか
付いてるし、ベッドは広くTVはプラズマ42型。エログッズも満載で
ローションからバイブまで豊富な品揃え!う~んすげぇ…
「お風呂はいろう!」
「ねぇちゃん、マジもう寝ろって!明日実家行くんだろ?」
「おーい!入るよ~」もう脱いでるし…
「サトシも入る?」
「俺はいい、もう寝るから」
「なに?寝る?」
裸のままズカズカとベッド脇まで来る。ズボンに手がかかったかと
思うと、もう半分脱がされ気味。チムポ出されていきなりパクッ。
「ちょ!ねぇちゃん、風呂入るんだろ?」
「まって、ちょっとだけ…」
裸のねぇちゃんとズボンからチムポだけ出した間抜けな俺
でもしっかり大きくなっちまって、久しぶりであっという間にMAX気味。
「ちょ!ねぇちゃん、もうやばいかも…」
「じゃぁ」というと、途中でやめる姉貴。
「早くお風呂おいで」
途中でやめられて出すに出せないというなんとも微妙な気持ち。
こうなると出すまではいう事聞かないと、と思いはじめてしまう。
で「うん」と素直に答えてる俺がいました。
ゆったりあわあわの風呂で空気ぶくぶくでとってもいい感じ。
酔った身体を癒すような感覚。お互い対面に座り、足裏マッサージをして
いてぇだいたくねぇだ、ここは膀胱のツボだとかすい臓だとかやりながら
のぼせ気味に。頭洗うとか身体洗うとかしながら姉貴が何かに気がついた。
「なにコレ?」変なマット指差してる。
「マットだろ?」
「何使うの?」
「いろいろ」
「なに?いろいろって」
「体操」
「体操?」
「してみる?」
「うん!やってみたい!」